母がまた来てくれた。
時間がゆっくりと流れ始めた。
彼女が持っている時間の流れで、我が家が動き始めた。
なんてゆっくり流れるんだろう。
二人の生活が三人になれば、食事も洗濯も一人分増えたはずなのに、そんなに忙しくならない。
食事はゆっくり話しながらいただくのが我が家の食卓。
母も交わり食事の時間が伸びるのに、その後の家事の手が忙しくならない。
食事も美味しい、会話も楽しい。
そんなことを思いながら食事をする母を見ていたら、
「気持ちが幸せ」
「ありがとう」
と、箸を置き手を合わせて呟いていた。
心が美しい母、ここにいてくれることに感謝した。

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