Tim

ブログ

今日はTimの日。どうして死んでしまったの?とは思わないけれど、Timが私たち家族に置いて行ってくれた ”愛情” に触れると、そばにいてくれたらあったかいのに、なんでTimいないの?どこいったの?、って思う。

何をしても怒らなかったTim。私がTimの口を噛んでも黙って噛ませてくれて、噛んでいる私の方がつまらなくなり、短い硬い毛が口の周りに付いて、『Tim、毛が口についたんだけど……』って勝手な事をいっても優〜しく私をぺろっとしてくれたっけ。

Timが亡くなった時に盲導犬協会に行き、最後のさよならまでの間に、協会のボランティアさんや職員の方がTimの小さい頃の話を聴きたがった。そうか、訓練犬になった時、盲導犬になった時、リタイヤし老犬センターのTimしか知らないんだ。パピーの頃の可愛らしくやんちゃだったTimの姿は、私たち3人しか知らない事に気づき何だか得意になって話した。みんなダンディTimからは想像がつかなかったようだった。

たくさんの愛情に包まれ生きていたTim、また来年の1月13日に話そうね。ありがと、Tim。

コメント

  1. 敦子 より:

    Timくんのこと、盲導犬協会のことを教えていただいて自動販売機の売上の一部をお渡しする仕組みに出来て毎月パンフやご案内が届きます。薫子さんのブログの日付をみて書いてらっしゃったときに私は、SNSの文章をつくっていたんだなぁと思ってシンクロに嬉しかったです。

    写真でしか会ったことのないTimくんですが、もうなぜか私も、触ってワシャワシャした思い出を感じるようなことができるほどたくさんの愛を薫子さん、啓さん、ゆうとさんの写真から感じていたんだなとこのブログでわかりました。

    • kaoruko kaoruko より:

      昨年はあっちゃんと盲導犬の事で時間の共有が多く、感謝しています。
      そしてその度にTimの足裏のとうもろこしのような香ばしい香りがしていました。
      私の中にしっかりと彼が生きていた事を感じていました。
      命のエネルギーは消えることはないね。
      ありがと、あっちゃん。

    • ゆか より:

      ブログから、先生のTim君への愛情の深さと、Tim君の懐の広さを感じました。読んでいて、こちらまで心があたたかくなりました。

      先生、Tim君のおかげで、盲導犬や協会の存在を知るきっかけになりました。ありがとうございます。

      これからも盲導犬協会の募金箱があったら子供たちと募金したりと、出来ることからしていきます。

      • kaoruko kaoruko より:

        お子さんがいる方に、盲導犬の存在を伝えられた事は、とても嬉しいです!
        これからもお願いします!
        Timに触って欲しかった……

  2. MIKA より:

    私が知っているのはリタイヤしてからのTim君を少しだけですが、先生からお話をたくさん聞いていたのでずっと知っている様な気がします。
    これからも時々、優しいTim君の事を思い出してお話できることがとても嬉しいです。

    • kaoruko kaoruko より:

      Timはみんなの中に生きている事、嬉しい……ありがと。
      その気持ちを今がんばっている後輩にいつまでも伝え続ける事が大切と思う。
      何をするかで無くて、何を伝えていくかですね。
      MIKAさんとTimの話をするのもその一つ ……*☆

  3. masami より:

    先生にTim君のエピソードを教えていただくと、胸を打たれ、背中がシャキッとする思いがしたり、お茶目で可愛らしい一面には、ほっこりしたり、大爆笑させてもらったりしたことが思い浮かびます。
    盲導犬というお仕事や人に接する愛情深い姿などを知ることが出来て、とても感謝しています。

    先生が描いたTim君の絵がとても優しく、エピソードと同様、思い浮かぶととても穏やかな気持ちになれます。

  4. ゆみこ より:

    私はリタイア後のTim君に接する機会をいただきました。
    Tim君がいるだけで、包み込まれるように感じたこと、今も思い浮かんできます。

    • kaoruko kaoruko より:

      Tim に会った数少ない人のうちの一人として、しっかり日々、行うことを忘れずに。
      Tim は嘘はつかなかったなぁ……