大切なひと時

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昨日の盛岡は、暴風と雨が激しく降っていました。

「岩手は梅雨と秋雨、どっちの降水量が多いと思う?」
『梅雨かな?』
「違うよ、岩手は秋雨の方が多いんだよ。」
風と雨で大きく揺れる胡桃の木を見ながら、昔、息子からクイズを出され、間違えた私をちょっと得意げに見た息子のことを思い出した。

「薫ちゃん!来て!」
2階から啓に呼び出された。

ベランダに急いで出る啓、何事?

ベランダから我が家の前を流れる北上川対岸を見ると、特別天然記念物の日本カモシカの親子。
まだ子は白く、お母さんの後ろをテクテク楽しそうに、一生懸命に歩いていた。

こちらをたまに見ながら、子どもには何度も後ろを振り返りながらお母さんも安全な川底を探しながら歩いている。

家を出て見に行った。

歩みは子に合わせながら歩く母親。
子はそんなことを気にせず、周りを見回し人が作った石の階段を駆け上がる。
母親は、それを見ながら追い、石の階段を上がって草をもぐもぐ。
のんびりして優しくて幸せなひと時……
元気に育ってね、熊には気をつけてね。

カモシカ母と子

音が少し入ってます。
左下の小さな岩の上にいる “鵜” も見てね。

生きる息吹が聴こえる盛岡……

コメント

  1. 関東はやっと、朝晩なら幾分涼しくなってきたところですが、盛岡ではもう秋が進んでいますね。

    日本カモシカが県庁所在地で見られるとは驚きました。
    山奥にいるものだとばかり思っていました。

    盛岡市は、自宅に居ながら旅先にいるような風情がありますね。
    羨ましい!

    ところで、左下の小さな岩の上にいる”鵜”が見つかりません( ノД`)シクシク…

    • kaoruko kaoruko より:

      秋になったり、初夏になったりで冬に突入しそうです。
      10月のRavennaツアーの時の季節はなんだろうね?

      盛岡駅前、今年も熊が歩く風情です。

      ”鵜”、見つからない?

      見つけた方、いますかぁ〜

      • かなみ より:

        鵜見つけました!!
        キョロキョロしてカモシカの親子がいる方角も見ているように見えます。

        風もあって川の流れもある中、カモシカの親子の所は時間の流れが違うなぁと、微笑ましくなりました。

        そして鵜は何を考えているのかなぁと知りたくなりました!!

  2. 上中別府美名子 より:

    8月の終わり頃に見た北上川の様子が秋色に変わっていますね。
    そろそろ胡桃が落ちる頃でしょうか?

    日本カモシカが、街中に現れるとは驚きました。
    軽井沢では日本カモシカを街中で見る事は無いです。
    薫子神にご挨拶に来られたのですか?
    カモシカの子供は白いのですね。
    親子連れとは可愛いです。
    左下の鵜さん見えました。
    カモシカ親子に話しかけているように見えました。
    街中とは思えない良いところ(薫子神がいらっしゃるから)ですね。
    朝から良い動画を見る事が出来ました。
    ありがとうございます。

    気温の変化による体調管理は難しいので、
    お身体を大切になさってください。

  3. eiko より:

    小さい頃の会話、カモシカの親子の風景、なんとも愛の形を見せて頂きありがとうございます。「尊い」と心の声が出てきました。
    幸せってとっても身近にあるとブログを拝読して感じます。
    鴨さん岩の上でキョロキョロして可愛です。

    • kaoruko kaoruko より:

      キョロキョロして可愛いのは、”鴨さん”、じゃなく”鵜” ね。

      コメントありがとう。

  4. 矢野平淳子 より:

    なんのお写真かなと思いつつ、ご自宅の前に北上川が流れているなんて素敵!と思った直後にまさかの日本カモシカの親子だったとは!驚きです。

    短い動画の中でも子への思いが感じられます。
    人も日本カモシカも、親心は同じかしら?と思いつつ、年月を重ねるとカモシカの方がよほど純粋なのかもしれないと不安になりました。

    動画の中で、木々の葉の間から見える右上の川には親子、左下の川の白い石の上に(水中は黒)鵜がいますね。
    「え?日本カモシカ?しかも親子?!」とでも言っていそうです。

    • kaoruko kaoruko より:

      彼らは人間より数段、純粋です。
      そう、その不安があなたの成長の鍵になりますね。

      “鵜”、の大喜利でもしようかな?w

      コメントありがとう。

  5. 里恵 より:

    なんて素敵なロケーションでしょう!
    カモシカ親子と鵜と川と木の構図、川のせせらぎ、良いですね〜、しかもお家のすぐそばで!
    特に鵜のキャラに釘付けになりました。
    キャンプしていると遠くで鹿の鳴き声が聞こえたり、自然と同化している気になって心緩みます。
    厳しくものどかで優しい自然の営みや風景を大事にしたいな〜と思いました。

    • kaoruko kaoruko より:

      “素敵なロケーション”、わかっていただき、嬉しいです!
      今日の瞑想でもお話しましたが、もうすぐシャケの遡上があり、それが終わると白鳥が冬を運んできます。
      それも目の前で見ることができるなんて、自然に感謝しきれないです。

      自然も大切にしたいし、里恵しゃんのような感性も大切していきたいですね。

      • 里恵 より:

        お家の側で鮭の匂いや白鳥の鳴き声、カモシカ親子に鵜、
        五感が研ぎ澄まされますね、羨ましすぎます!

        バリの朝の鳥の囀りと箒の掃く音と、民家のそばならマントラを唱える声と鶏(ど早朝)とトッケーの鳴き声もいぃんです。

        ウチの近くにも白鳥飛来地があって亡き父と見に行ったのを思い出して胸がキュッとなってました。
        今シーズンは久しぶりに見に行ってみようと思います。

        • kaoruko kaoruko より:

          リラクセーションを受けながら、白鳥が飛ぶのも見られるRavennaだよ、いつか来てね。

          トッケー、笑

          自然には思い出が詰め込まれるね。

  6. 寺島 司 より:

    鵜とニホンカモシカのコラボが珍しいですね!
    狙ったかの様なポジショニングも凄いです。
    鵜が道案内していたのか、それともカモシカが引越しのご挨拶にきたのか動物界のルールが見える気がします。

    • kaoruko kaoruko より:

      狙ってないんだよね、でも撮れちゃった!
      後から気付く、面白さ♪
      司くんは、ルールと読んだのね。

      今年も盛岡駅前の某テレビ局の中継カメラに、人と熊のコラボも映ってたよ。

  7. Yoko✴︎ より:

    家からこの様な風景が見られるなんて
    とても贅沢ですね^_^

    ニホンカモシカの白い子供のオシリが
    とても可愛いし
    鵜がキョロキョロしている姿も愛らしいです。

    もっと人間と自然が調和して生活出来たら
    どんなに素晴らしい世界になるだろうかと思います。

    それには人間側に課題が沢山あります。
    やはり自分が出来る小さい事からコツコツ
    行動していきます。

  8. naomi より:

    ビックリの連続でした。
    岩手は梅雨より秋雨の降水量が多いのですか!
    日本カモシカの子どもが白いことや、盛岡に鵜が生息していることも初めて知り、自然の豊かさに驚きました。

    神先生が、暴風と雨から息子さんとのクイズの会話を思い出されたこと、そして日本カモシカの親子へ『元気に育ってね、熊には気をつけてね』と優しい眼差しを向けられたことに、温かさを感じホッコリしました。

    日常を、大切に受けとめる心を學びました。

    神先生が住んでいらっしゃる自然豊かな盛岡、魅力を感じました。

  9. おが より:

    カモシカの親子に人間の親子を重ねてしまい、切なくも拝見しました。
    「自分の歩みに子を合わさせて歩く親。
    子はそんなことばかりを気にして、周りを見失う。」
    親は大人全般でしょうか。
    のんびり、優しく、彼ら子どもの歩みに合わせて見守ります。