制限

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神父や宮司、禰宜さんが “神様”、って言葉を使っても怪しげには思はないけれど、そうじゃない人が使うと、「大丈夫?」「危ないところに行っているの?」と言われてしまうのが世の常。どうしてなんだろうな?と思うけれど、私も息子や知り合いがその言葉を使ったら、そう思うかな?だから理解できる仲間とでも極力、その言葉は使わずにいた。

クライエントとのカウンセリングの時に何を伝えても難しく捉えてしまう時があり、クライエントも頑張っているのですが、そんな時間の中に迷い込んでしまった時は少し横道に入り、私の話をする。

クライエントも自分から離れる事ができ、カウンセリングの時間を客観的に捉え、心も小休止できる時間になっていく。先日も何の話からそこに入ってしまったのか忘れたが、『母の実家が神社だから、私が男子だったら、今だったら宮司か禰宜になっていた、そして”神様”という言葉を遠慮しないでつかえていたのに、……。』、って……ハッとしましたね。そんな事を今まではっきりと言った事ないのに……。そんな事を考えていた自分がいたんだと。知らずに自分に制限をかけていたのではないかと感じた。

少しづつ、重荷が取れ軽くなっていくのを感じながら、今もその事を考えても何かが軽くなって行くのを感じる事ができる、不思議な状態の中にいる。制限が言葉にした事で、緩く溶けていっているのが、わかる。

様々な制限を緩くして行く事で自分がどう変化進化していくか、その時間の中で静かに呼吸をしようと思う。そして、”神様” の事も日々の時間の流れに大事に乗せて共に過ごす、そんな365日にします。

2021年、共に過ごせて感謝致します。皆さん、ありがとう。

 

コメント

  1. 敦子 より:

    今年もたくさんお世話になりました。薫子さんが女性で良かったなぁと思います。もし薫子さんが宮司や禰宜だったら、きっと会えていても、こんなふうに様々なお話を出来なかったと思うから。出来たとしてもそこにたどり着くまでにすごく年月がかかってしまってのではないかなと想像します。薫子さんの元で學ぶ機会を得て職業や肩書で見なくなっては来ましたが、それも今の薫子さんだからこそとも思えます。

    来年も、たくさん學び実践します。本当に學ぶことの大切さを知りました。実践することの重みと面白さを痛感しています。頑張れるのは、ご報告と相談をするたびに笑ってくれるから。

    写真の中で雪を踏みしめている様子がとてもほっこりしました。フフフ。わかるー!

    • kaoruko kaoruko より:

      そうか、あっちゃん、そちら側からするとそのような思いになるのね……、なんか、あっちゃん……って感じよ。

      今年一年ありがとう、大きなお仕事を一緒に出来た事、嬉しかった!

      孫は雪に大はしゃぎ❄️スキーヤーにもなりました♫