初めての鳳凰

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日本で一番多いと言われている神社を皆さんは知っていますか?それは”八幡神社”。そしてこの八幡さん、最初からこの名前ではなく、最初は “白山神社” と呼ばれてました。”白山神社”  の総本山は、石川県にある “白山比咩神社” です。ご祭神である”菊理姫” は、標高2,702.14mの白山頂上にある “白山比咩神社奥宮” に鎮座しています。

白山比咩神社のご祭神の菊理姫は、”火の神” を産んだ後に黄泉の国に行ってしまったイザナミに一目会いたくてイザナギが会いに行き、「私を見たらあかん!」って言うくらい様変わりしてしまったイザナミの姿をイザナギが見てしまい、怒ったイザナミとおたおたしながらも逃げるイザナギの諍いの時に、「まあまあ喧嘩はしてはいけませんよ(こんな優しい感じではなかったと思う……)」、と仲を取り持った神と古事記に記載されています。

この時にイザナギがイザナミの穢れを落とそうと様々なものをイザナミに投げました、そのうちの一つが白桃。この白桃は一昔前(今もあるかな?)、お見舞いのカゴには必ず入っていた果物です。病気での穢れを白桃で祓うのはここから来ているのですね。

話しを元に戻します。白山神社から八幡神社に変わって行ってしまったのは、和合の世から勝負の世界に精神が変わって行ってしまったからなんです。それぞれを尊重ではなく、誰が一番か、になってしまった……、”仲良く” するにはから、”勝つ”にはどうしたらいいですか?って、神さまに人は願うようになってしまった……精神だけでも八幡から白山に移っていけば、今の世の中も変わって行くのに、と思う……。

今日は朝から天気が良く、窓から見える青空を眺めていたら、菊理姫が呼んでいるように思い、チャリを走らせ行って来ました。境内に入る前に空がキラキラ、ここよ!ここにいます!という声が耳に届き……、パチリと写真を撮りました。

初めての “鳳凰”…… 。”龍” ではなく、優しい “鳳凰” ……。嬉しなぁ……、久しぶりの菊理姫との静かな再会になりました。

わかるかな? “鳳凰” 。

コメント

  1. 敦子 より:

    白山神社と八幡宮のお話、以前もお聞きして、勝ち負けの世界。。。て思ったことを思い出しました。

    そしてこのブログを読んで仲良くするにはどうしたらいいですか?と願ったことなかった自分にも氣づきました。小さい頃は思っていたのかな。。。思い出せないです。
    一日の大半を過ごしている会社でも仲良くしたいと思っていない。。。ブログを通して自分を見せつけられました。

    ここまで書いて写真を見直したら鳳凰がわかって安堵の気持ちに包まれています。

    薫子さんのブログを通してエネルギーや學びや氣づき様々受け取っていることに感謝して頑張ります。

    素敵な写真。とっても優しくなれました。

    • kaoruko kaoruko より:

      曇っていると、見える時と見えない時があります。
      読みながら晴れて行ったのですね。
      いつも曇りのない目でいたいね。

      真っ新なエネルギーは、届くよ、あっちゃん。

  2. masami より:

    先生は和合の神様だと感じる経験を、私はたくさんいただいていると感じていて、感謝しています。

    何でも愛すればいいと教えていただいたことは、簡単ではないけれど心に留めて生活して行きます。

    鳳凰は残念ながらわからなかったです…次にお会いした時、お伺いしたいと思いました。お願いいたします。

  3. MIKA より:

    見慣れた場所なのですが、先生を通して見せていただくと違う景色に見えてきます。
    普段よりも木々の迫力を感じます。
    鳳凰・・いらっしゃいました。(後日確認をお願いいたします)

    人の願いで白山神社から八幡神社へと名前が変化したことを伺って、今までの自分の願いが身勝手なものだったと反省し改めていこうと思いました。

    子供の頃から、陽にあたりすぎた時や体調の悪い時は桃を食べなさい!と母から言われてきました。実際に食して元気になってきたと思っていますが、今回理由を伺って納得です。

    • kaoruko kaoruko より:

      木々の迫力は、エネルギーの相互作用だよ。

      見えたのね。

      かみさまの教えは、魂に刻まれている物なのです。

  4. ゆか より:

    “白山神社”→”八幡神社”になってしまった経緯、白桃…勉強になります。

    和合から勝負の世界になってしまった所を拝読した時、順位が関係してくると勝ち負けにこだわっていた子供~会社員時代の自分自身を思い出し、汗が出ました。

    それと同時に、柔道場に飾られている”自他共栄”という言葉を思い出しました。
    自分自分ではなく、今、和合の精神で生活出来ているか?
    己に目を向けていきます。

    鳳凰、わかるような…リラクセーションの時に、確認させて欲しいです。

    • kaoruko kaoruko より:

      “勝ち負けにこだわっていた……汗が……。”、この言葉を読んだとき、ゆかさんのユニホーム姿がうっすらと蘇ってきました、この気持ちで過ごしていた時の姿だなと。
      この気持ちがあるから、今、道場に飾られている言葉が染みてくるね、経験を活かす事は、生きる力に繋がるね。
      息子の柔道の送り迎えだけをやっているのではなかったね。流石!

      鳳凰ね。

  5. ゆみこ より:

    写真を見て、どちらのお社かな?と思っていました。重厚な空気を感じます。

    勝つため!の社会に浸かってきました。今思うと寂しいです。
    今、先生に教えていただいた幸せのエネルギーの學び中です。

    鳳凰、こちらかな?と思うのですが、後で確認をお願いいたします。

    • kaoruko kaoruko より:

      長い長い、今世の中も含めての長い學びの中で、やっと訪れたせ”幸せエネルギー”であることを、祈ります。