過去の行いの片付け方

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リラクセーション、カウンセリングを進めていく中で、はっきりとそのクライエントの負のカルマが見えて来る。瞬時に今手をつけるべきか、しばらく様子を見るか、放置するか……しばしそっとその感覚と対峙する。

“しばらく様子を見る”、このしばらくが数時間なのか数日なのか数ヶ月、数年……数百数千なのかは、その負のカルマにクライエントが気づき、負のカルマに向き合う覚悟が生まれた時に分かり、その負のカルマの解消には現実に、現象として確実にクライエントに降りかかり始める。

それが、これがそうなの?これが負のカルマ?、と気づき恐る恐る尋ねてくるクライエントには、そうだよ、わかったね、と祝福。そしてその負のカルマを現してくるこれから起こる現象の例えをいくつか伝えるが、伝えてもなかなかクライエントが理解出来ずに、せっかくプレゼントされた負のカルマ現象を、スッと素通りしてしまう事も残念ながら多々ある。こうした事を何度も何度も繰り返して行くと、クライエント自身も諦めがちになってくる。

人生が好転するか否かは、負のカルマを背負って現れて来た現象に対し、見逃さず諦めないで、その現象に苦しみながら泣きながら食いついて行ければ、負のカルマは善のカルマに姿を変えて行く。

有難くも負のカルマ現象がプレゼントされたのに、目をそらしたらそのプレゼントはクライエントには見えなくなる……これは文句なしのアウト。何とも勿体無い……。

目を逸らさなくともじっと凝視していたらどうなるか。それは速度はかなり遅くなるが、負のカルマは善のカルマに少しずつ姿を変えて行く事になるかも知れない。しかしこの場合、そのクライエントは遅い解消の中で日々暮らす事になる、現生的に考えるとそれは数十年単位、過去生的に考えると、数百年単位だ。肉体の生には制限があることを本当の意味で知らないクライエントはこれを易々と選択する。しかもじっと凝視している最中にもで負のカルマを積んでいる事も理解出来ない。だから、厄介でとてもややこしい人生を歩む事になる。

昨日は二人のクライエントが、過去生からの負のカルマにやっと気づき、今世で怖いけれど手をつけ始めたようだ。驚愕と笑いと涙の祝福の時間を共に過ごした。負のカルマに自分の判断で向き合うとまた負のカルマを積んでしまう事、ゆめゆめお忘れなく。

 

コメント

  1. 敦子 より:

    貴重な時間をすごせたのだなと改めて感じています。深く話がお聞きできるタイミングがたくさんあって、嬉しい気持ちと引き締まる気持ちと、頑張るしかない、という思いとがくるくると回ります。

    最善は薫子さんにご相談しながら考えて、前を向き少しでも進むこと。自分勝手に判断しないように、気をつけて頑張ります。

    繋がったときの笑顔やユーモア溢れるお話に本当に幸せな時間でした。
    いつもありがとうございます。

    • kaoruko kaoruko より:

      久しぶりの、おもいっきりスピだったね……おもろい話は、時間が経ってもおもろいね。
      同じ話なのに、いつも目一杯笑ってくれて、嬉、ありがとう。

      そして、どんどん繋がり見えて来たもんね、がんばってほしいね。

      あっちゃんのブレない部分が、生きる上では本当に大切と思う、大切に。

  2. masami より:

    私は今まで、どんなに沢山有難い負のカルマの現象を素通りして来たんだろうと思うと、恐ろしく、勿体なく、怖がりの意気地なしだと情けなくなりました。
    そして、自分でややこしくしてしまったばかりか、周りの方々にも沢山迷惑をかけてしまったと申し訳なく思います。
    自己判断ではまた間違える事を忘れないで、これからは全く新しい知識をいただきながら、ちゃんとご相談して向き合って行きます。

    • kaoruko kaoruko より:

      泣ける(_ _).。o○

      彼女とのやりとりは暫く、この言葉だけになると思う……お許しを( ^∀^)

  3. MIKA より:

    今まで他人事のように見て、発言してきたことが〝ドン〟と上に乗っかった感覚で、自分の周りで起こっていることは、自分が原因という言葉も今は素直に理解できます。
    そして自分の判断が180度違うことも・・。
    負のカルマに負のカルマを積まないよう、考え、先生に確認していただきながら前に進めるよう頑張ります。

    先生とご一緒する時間は、どんなに重い気持ちで始まっても最後には〝頑張るしかない〟〝頑張ろう〟と思わせていただけるとても貴重な時間です。
    その時間をこれからも過ごせるよう頑張ります。
    いつもありがとうございます。

    • kaoruko kaoruko より:

      やっと、やっと気づいてくれた事に、安堵です。
      またここから歩き出そうね!